G&MARKS(ジーアンドマークス)は『よい変化』をテーマに、日本の魅力を開拓するプロジェクトです。日本には未開の可能性や価値がまだまだあります。伝統文化や土地土地の魅力、人やものごとのアイデンティティを大切にし、これからの未来に向けてよりよい変化を起こす。そんな活動を応援し、紹介します。

過去と未来、時を超えて育む
地域のアイデンティティと未来価値!

第2弾:金沢区|浮世絵『金沢八景』の舞台

幕末の浮世絵師、歌川広重が描いた『金沢八景』。この浮世絵は、その豊かな表現や風情とともに土地の景観的魅力を現代に伝えている。景勝地としても人気を博したこの地域。海があり、山があり、恵まれた環境の豊かさは今も変わらない。舞台は神奈川県金沢区。時は映り変わり、街の姿も変わった。しかし浮世絵『金沢八景』と聞くと、ついついその今を巡ってみたくなる。そして、その面影に感動を覚える。地域のよさを形に残し未来へ伝えるということは、そのこと自体に価値があり、時空を超え、時を旅する新たな経験を生み出す。これは金沢オリジナルの地域価値である。金沢は今、未来へ向けてまた新たな旅を始めようとしている。


  • 金沢の価値や魅力を集約する仕組みづくりと地域ブランドの構築。

    神奈川県の金沢区。そこは県の最南端、能登半島の付け根に位置する。自然海浜を含む海が一方に広がり、また一方は山々に恵まれている。この地には貝塚などの遺跡が残り、古くから人々の生活があった。丘陵に包まれ た落ち着きと、前面に海が広がる開放感を兼ね備えた風景。かつては湾を抱き、入り組んだ地形を成して豊かな海岸線のを描いていた地形。今の金沢文庫駅なども、当時は海の中であった。

    時は現代へと移り変わり、地域には住宅地が広がった。希少な自然海浜を残しつつも、海岸線は埋め立てられ金沢工業地帯が誕生し、海の公園や八景島などの新たなエレメントも加わった。環境が様変わりした今、改めてこの地域らしさとは何かが問われている。地域の一般化、そして歴史との距離。今のここが、金沢の未来価値を開拓する舞台である。幕末の浮世絵師、歌川広重が描いた『金沢八景』。そして鎌倉時代中期より、時の北条氏が歴代蓄積した典籍を保管する日本最古の武家文庫『金沢文庫』。『浮世絵』と『文庫』。地域の価値を目に見えるかたちに表し、その価値を未来へつなぐ記憶がこの土地にある。土地の記憶を踏襲し、未来のために今できることは何か。金沢は今、未来を見据え新たな『未来絵図』を描き始める。

  • 八景市場 (HAKKEI ICHIBA! ) プロジェクト

    テーマの継承と未来へ向けた地域価値の再興

    今の私たちが、かつての金沢を浮世絵『金沢八景』に見るように、未来の私たちが見る、今の八景を豊かに描こう。金沢のよさや可能性を再考し、地域のアイデンティティを育んで行こう。今、金沢の地で、新たなプロジェクトが始まっている。『描く』という言葉には2つの意味がある。既にある金沢のよさを残すこと、そして金沢の新たな未来価値を創造すること。このプロジェクトの素晴らしいところは、わかりやすいテーマを掲げ、地域の多くが参加できる舞台づくりや接点づくりを目指していることと、地域をよりよく変化させようという人のエネルギーに満ちていることである。つなぎ興すプロジェクトの広がりに、期待が高まる。

    2018年冬、コミュニティーエリアを併設する建物が、このプロジェクトの拠点として地域の中心部にできる。そこは戦後まもない頃、街唯一の市場(いちば)があった土地である。かつて市場は『地域循環』のエネルギー源でありコミュニケーション起点であった。プロジェクトが新たな地域価値の循環を生み出すよう、そして豊かな未来絵図を描けるよう、プロジェクトは『八景市場プロジェクト』と名付けられている。金沢の未来が、ここから生まれる。

  • HAKKEI ICHIBA! PROJECT

    新たに芽生える金沢の未来八景

    1. 金沢夜景八景

    2. 金沢古道八景

    3. 金沢食材八景

    4. 金沢工場八景

    『八景市場』

    金沢の中心に地域拠点を建設中!

    『八景市場』

    金沢の中心に地域拠点を建設中!

    『歌川広重が描いた金沢八景は昔を今に伝える。私たちは、未来の金沢八景を生み出したい。「八景市場 ー HAKKEI ICHIBA ー」戦後、かつてこの地には地域を支える市場がありました。地域を支えたい思いは同じです。素晴らしい八景を伝え、そして未来の八景を創造する。金沢の新しい挑戦が、ここから始まります。(本店コンセプト文より引用)』